箱根町 強羅 地デジアンテナ建て替え工事

箱根町強羅の別荘をお持ちの方からご依頼で、アンテナが無くなった?との事で、お伺い致しました。

実は、前日が過密日程で、清水町→沼津でアンテナ工事を行ったあと、私用で伊豆の国市→熱海にてハウスメーカーさんの依頼で受信調査と、作業が終わったのが18時ごろ。

本日が、午前中がこちらのお宅で、午後から元箱根のホテルで受信障害の調査となっており、2日間で2度も箱根山を往復する事になるので、前日の熱海の作業の後、今話題の「Go-To-キャンペーン」を使って、箱根湯本に一泊しました!!

箱根湯本からは20分程度で現場に到着できそうなので、朝一に温泉に浸かってから、ゆっくりのんびりしてからご訪問致しました(笑)

では早速調査開始です。お客様が仰る通り、下から見ると、屋根上に立っていたはずのアンテナが見当たりません。

強風でアンテナが吹っ飛んだかっ?とも思いましたが、屋根に登ってみたら、倒壊していただけでした。

箱根町強羅アンテナ工事

アンテナ自体は築5年程度と聞いていたので、起こせば何とかなるだろうと思っていましたが・・・・

築5年とは思えないダメージです(汗)

アンテナが倒壊した直接の原因は、ステンレスの支線を括り付けてある支線リングが腐食でボロボロになり支線が抜けてしまったからでしたが、5年でここまでボロボロになるんでしょうか?

アンテナの蝶ねじ何かもボロボロです。ただ、アンテナや屋根馬の型から言って、やはり5年程度しか経っておりません。

お客様曰く「硫黄による腐食」だそうです。

確かに雨どい金具もボロボロでした。箱根ですからね~。私の家も静岡県側の「箱根の麓」ですが、よく硫黄の臭いがしますからね~。

このアンテナを再利用するには、新しい支線リングを嵌めるのに、アンテナか屋根馬を一旦外す事になりますが、アンテナ・屋根馬ともネジがボロボロなので、ネジを緩めると恐らく破損します。

お客様には、実際にアンテナの状況を確認して頂き、ご説明の上、新しい地デジアンテナに建て替えする事になりました。

箱根町強羅アンテナ工事

地デジアンテナを地上で組みましたが、こんな状況とは思いもしなかったため、普通?の支線リングしか持っていません。ダメ元で、いつも以上に溶融亜鉛メッキ塗料で錆止めしておきました。

箱根町強羅アンテナ工事

屋根に登るのに、どうしてもお庭の樹木が邪魔でしたので、許可を貰って、枝の剪定をさせていただきました。

箱根町強羅アンテナ工事

強羅中継局の近くなのですが、数局、電波強度も弱めで、電波品質もMAXではありません。元々のアンテナが14素子の小型のアンテナで問題なくテレビが映っていたとの事でしたので、特に高性能なアンテナは取り付けず、20素子のアンテナを取り付けました。

箱根町強羅アンテナ工事

雪害も考慮し、支線は4本+補助支線にしました。

箱根町強羅アンテナ工事

配線を整えて屋根上での作業は完了。

ブースターは5年ほど前の比較的新しい物が引き込み線近くに付いていましたので、再利用しました。

居間のテレビ端子で確認したところ、ブースターのおかげで電波強度は問題ありませんが、電波品質は変わらずMAXとはいきません。

本来なら、アンテナ近くにブースターをつけた方が良いのでしょうが、今回のような場合、ブースターが離れて付いていたおかげで、アンテナ倒壊の被害にあわず、故障もしなかった訳だし、テレビが映らない数値でもありませんので、このままでOKとさせて頂きました。

 

お客様にも喜んで頂けて、こちらとしてもうれしい限りです。

 

この度は、ご用命、誠にありがとうございましたm(_ _)m