長泉町　東野　平面アンテナ移設工事

ホームページからのご依頼で、長泉町東野まで地デジ受信障害の修理に伺いました。

ここ数か月、地デジの映りが悪いとの事です。

地デジ受信障害の場合、原因は多岐にわたります。よく方向調整をして下さいとのご依頼がありますが、他の中継局に方向を変える事はあっても、アンテナの方角が狂っての受信障害などほとんどありません。年に１～２件あるかないかです。（BSアンテナを除く）

ですので、いきなり電話で「幾らで直りますか？」っと聞かれてもお答えできない事がほとんどです。

まずは受信障害の原因を掴む事が先決です。

 

現地にお伺いして、まずは居間のテレビ付近から調査開始です。単純にテレビに接続してあるアンテナケーブルの接触不良なんてのもそこそこありますので、テレビ裏側の接続してあるアンテナケーブルから調べていきます。

測定器で調べたところ、数値がかなり酷い状態でした。テレビ端子でも同じです。

今度は情報ボックス内にあるブースターを調べます。ブースターの故障も多い原因の一つです。

ブースターの出力でも酷い数値・・・では入力側で調べたところ、これまた酷い数値・・・・入力で酷いと言う事は、アンテナが原因です。

って事で、アンテナを調べます。ずいぶんと低い位置に平面アンテナが付いていました。嫌な予感しかしません。

平面アンテナの出力で調べてみると、やっぱり酷い数値です。テスト用のアンテナで測定してみても酷い数値・・・・

って事は、そもそも電波状況が悪いのが受信障害の原因です。

テスト用のアンテナで色々と測定してみたところ、平面アンテナをもっと高い位置に取り付けすれば、問題ない数値にまで改善する事がわかりましたので、平面アンテナを移設する事になりました。

まずは金具を壁面に取り付けます。この手の古いタイプの平面アンテナを取り付けるのは、かなり久しぶりです。

いつものようにステンレスのビスでガッチリ取り付け、変性コーキングで止水処理しております。

平面アンテナを取り付けて測定してみます。

これだけあれば、問題ないでしょう！！！

ここからなるべく目立たなく配線をしていきます。

既存の引き込み線と接続。いつものように屋外では簡易防水型F型コネクターを使用して接続しております。

接続した後は、防水テープでぐるぐる巻きの防水です。

平面アンテナの移設が完了しました。今回はBSアンテナには問題なかったので、触っておりません。

この後、居間のテレビ端子でも確認。無事に地デジ受信障害の修理が完了しました。

 

この度は、ご用命、誠にありがとうございました。