長泉町　アンテナ倒壊による建て替え工事

ホームページからのご依頼で、長泉町にてアンテナ倒壊による地デジアンテナ建て替え工事を行いました。

数週間前の強風時にアンテナが倒れてしまったそうです。

サイドベース上端で、マストがぽっきりと折れていました。

 

マストが数ミリ辛うじて繋がっていましたので、地上に落下しなくて済んだようです。

 

とりあえず、アンテナを撤去しました。手で２～3度捻っただけで取れました(;^_^A

40年選手の様です。お役目ご苦労様です。

 

朽ちたサイドベースは外壁塗装時に塗ってあるのと、釘で打ち付けてあるため、撤去は断念。

隣に同じようにサイドベースで地デジアンテナを建てます。

いつものようにステンレスのビスでガッチリ取り付け、変性コーキングで止水処理しております。

破風板が傷んでいたので、いつもよりコーキングは多めに塗って接着しております。

 

地上で地デジアンテナの準備です。錆びやすい部分はクリアの錆止め塗装をし、マスト上端は、雨水が入らないよにマストキャップを嵌めます。

 

地デジアンテナを仮設置して方向調整します。

 

三島中継局方向が開けていますので、電波状況は良かったです。

 

いつものように屋外では、簡易防水型コネクターを使用しております。

 

既存の引き込み線と接続。もう少し根元まで新品にしたかったのですが、ベランダの屋根が邪魔で手が届かず、これが限界でした。

自己融着防水テープでぐるぐる巻きの防水です。

 

 

配線を整えて屋外での作業は終了。後はテレビ裏のブースター電源を交換するだけで終わりなのですが・・・

まさかの信号”０”( ；∀；)

ブースター電源のパイロットランプは普通に点灯しておりますので、断線ではないと思いますが・・・・

念のため、アンテナでも点検しましたが、DC15Vが来ていません(;^_^A

？？？？？？？？

 

そこで天井裏に入ってみた所、天井裏にもブースターが付いていました。

もともとBSアンテナが付いていたそうで、混合ブースターが付いていました。

このブースターを回避して、無事に復旧しました。

 

ただ、復旧したのは良いのですが、ではなぜ今までテレビが映っていたのかが？です。

このブースターのせいで、アンテナ付近に付けたブースターにDC15Vが送電できないので、テレビが映らないのは納得・・・

今までもアンテナ付近に恐らくDC24V仕様と思われるブースターが付いてました。

当然、そのブースターにも送電出来ない訳なので、テレビが映る事など無いはず・・・・・

 

考えられるのは、その古い24V仕様のブースター自体が電波を受信していた（アンテナ代わりに）のかな～っと。

昔のブースターなので、基盤むき出しでシールド性など皆無なので、それしか考えられないな～。

 

以前、やはり電波状況が良いところで、窓際に置いておいたテレビ自身が電波を受信していて、アンテナから信号が来ていないのにテレビが映っていたと言う事例がありましたので、今回も同じような事例なのかな～っとは思います。

 

この度は、ご用命、誠にありがとうございましたm(_ _)m