御殿場市 北久原 落雷により地デジアンテナ故障

2020年11月に、ケーブルテレビ解約に伴う地デジアンテナ工事を行った御殿場市北久原のお客様から電話があり、昨日の落雷以降、テレビが数チャンネル映らなくなったと連絡がありました。

昨日の御殿場は、ゲリラ豪雨&落雷で、一部の地域が停電したとの情報が入っていましたので、そのせいかと思い、まずはチャンネル再設定を行ってくださいとアドバイスしましたが、改善が見られないようでしたので、その日のうちにお伺いいたしました。

 

まずは、テレビに繋がっているアンテナケーブルを外して数値を見てみましたが、すべてのチャンネルが酷い状態でした。

そのままブースター電源部でも測定してみましたが、やはり酷い数値(汗)

 

これは屋外に問題があるようなので、外で調査しようとしたところ、奥様から・・・・

「アンテナの真下に黒い部品が落ちてましたよ。」

っとのご報告・・・・

その黒い部品を見せてもらったところ、あらビックリ!!!アンテナの給電部の蓋です!しかも内側が焦げています(汗)

これはアンテナが壊れたなっと思い、アンテナを点検してみます。

御殿場市北久原アンテナ工事

上の画像は、アンテナ設置時の画像です。給電部とは赤丸の部分で、地デジアンテナの心臓部になります。

御殿場市北久原アンテナ工事

アンテナの給電部を外してみました。画像では分かりにくいですが、給電部内の基盤が一部焦げてます。それに伴い、画像右の給電部蓋の内側も焦げています。

どうやら雷サージによりアンテナの給電部に過電流が流れ、その衝撃で蓋が吹っ飛んだみたいです。

「誘導雷」と言う現象のようで、落雷が電線等を伝ってきて、それをアンテナが拾ってしまったようです。

幸い、ブースターは壊れていませんでしたので、給電部のみ新品に交換して復旧しました。

 

奥様のお話ですと、エアコンも1台壊れてしまったそうです。

 

年に1件~3件ほど、落雷で受信障害になったとの依頼を受けますが、ブースターの電源部の故障だったり、テレビの故障だったのがほとんどでしたが、アンテナ自体が壊れたのは初体験です。

 

勉強になります。