富士市　三ツ沢　BSアンテナ交換と支線張り替え工事

ホームページからのご依頼で、富士市三ツ沢まで、BSアンテナ受信障害の調査・修理に伺いました。

お客様のお話ですと、数日前の強風からBSが映らなくなってしまったとの事です。

 

お伺いして、まずはテレビ付近→ブースター電源部で数値を確認してみます。

ブースター電源部付近で測定したところ、↑のような数値です。どうやら受信はしているようですが、この数値ではテレビは映りません。

屋根上のアンテナに原因があるので、早速、屋根上に登ってみます。

20年経っているアンテナですが、UHFアンテナはステンレス製の高価な物。屋根馬も錆もなく良い物を使っています。

どうやら直接的な原因は、強風で屋根馬ごと東側に数ｃｍ動いた事のようです。支線が緩んでいたので、致し方ありません。

支線をしっかりと張り直せば、ガッチリと固定できますが、ステンレス支線は、マストにぐるぐる巻き状態ですので、直すのも一苦労(;^_^A

出来れば支線リングを嚙ませたい所です。

さてもう一つの原因が↑・・・・

BS受信障害との事でしたが、付いてたパラボラアンテナがまさかの「CSアンテナ」・・・・・

CSアンテナの型番をスマホで検索しましたが、間違いなくCS専用のパラボラアンテナです(;^_^A

画像は撮り忘れましたが、試しに屋根馬を真っすぐにしてみたら、ギリギリの数値でしたが、BSが視聴出来ました。驚きです！！

ただし、視聴可能と言っても数局のみ。数値的にもギリギリです。お客様に聞いたところ、やはりノイズも入っていたらしく、映るチャンネルも3局のみだったそうです(;^_^A

 

すべてのアンテナを一旦取り外し、支線リングを噛ませてから支線を張り直すのがベストなんですが、通常は20年も経っているアンテナですと、色んな部位が錆びていて、そもそも綺麗にばらす事が出来ないため、すべてを新品に建て直す事をお勧めしておりますが、今回の場合、UHF・VHFアンテナもステンレス製で錆もなく、屋根馬も綺麗な状態でしたので、すべてのアンテナを取り外し可能です。

お客様と相談し、一旦すべてのアンテナを綺麗に外してからまた建て直し、CSアンテナは新品のBSアンテナに交換する事になりました。

CSアンテナは撤去し廃棄します。UHFアンテナとVHFアンテナを綺麗に外し、支線リングをマストに通してから、またUHFアンテナを取り付けて、新品のステンレス支線で張り直しました。

高台のお宅なので、地デジの電波状況は良好でした。

VHFアンテナも再度取り付けました。どうやらFMアンテナとして使用しているとの事でしたので、再利用です。

ただ、既存のブースターが壊れると・・・・さてどうしましょうって感じです(;^_^A

新品のBSアンテナを取り付けてBSアンテナ受信障害の修理は完了です。

ま～当然ですが、映るチャンネル数が桁違い（スカパーの無料放送含む）ですので、お客様には大変喜んで頂けました。

ただ、20年選手のアンテナ設備ですので、特にブースターは、そう長くはもたないでしょう。

 

電波状況は良好で、2階ベランダでも十分受信できましたので、今後、また不具合が発生した場合は、すべてのアンテナ設備を一新する事も考えているとの事でしたので、その時は、地デジは平面アンテナあたりがベストかと思います。

 

この度は、ご用命、誠にありがとうございましたm(_ _)m