御殿場市　東田中　建売物件に地デジアンテナ屋根裏設置工事

ホームページからのご依頼で、御殿場市東田中にて、新築建売物件購入に伴う地デジアンテナ工事に伺いました。

お客様宅はア－ネストワン様（飯田産業グループ）の新築建売物件で、ご希望は平面アンテナもしくはなるべく目立たなくアンテナを設置してほしいとの事です。

事前に受信調査を行いましたが、電波方向に大きな建物があり、平面アンテナでは満足に受信できず、サイドベースにて地デジアンテナ設置でも、大きな建物を避ければ受信可能ですが、取り付け場所が限られます。

その辺を電話にてご説明して、後は現場にてお客様と相談しながらアンテナ設置場所を決める事になりました。

 

アンテナ取付工事当日、現場に伺ってから、試しに屋根裏にて受信調査を行なう事になりました。サイドベースにて受信可能な場所付近の屋根裏なら受信できるかもしれませんので、期待が持てます。

早速、屋根裏にて受信調査を行ないましたが、意外と難航（涙）

なかなか良い受信場所が定まりませんでしたが、30分ほど屋根裏を右往左往していると、何とか受信可能な場所を発見！！

お客様には、屋根裏に地デジアンテナを設置するメリットとデメリットを説明し、ご納得頂けたので、地デジアンテナは屋根裏に設置する事になりました。

屋根裏には同軸ケーブル（アンテナケーブル）は通過しておらず、お客様と相談した結果、元々の引き込み線を軒下に穴を空けて屋根裏に入線する事になりました。

他にも方法はあるのですが、当店ではこの方法が一番安上がりです。

軒下に穴を空けて、引き込み線を入線。入線した穴はパテを盛って埋めておきました。

屋根裏に移動し、入線した引き込み線に新たにアンテナケーブルを接続して延長。アンテナ設置予定場所まで配線します。

アンテナ設置予定場所にサイドベースを取り付け。屋根裏なので、それほど頑丈な物ではありません。

地デジアンテナを取り付け。スペースの関係上、地デジアンテナは上下逆さまに取り付けました。逆さまに取り付けても受信感度は変わりません。

画像は撮り忘れましたが、電波強度は低めの45ｄBμV前後、電波品質は30～32ｄBほどです。MAXではありませんが、問題はないでしょう。

ブースターを取り付けて出力調整。引き込み線と接続し、これで屋根裏作業は完了！

画像ではアンテナケーブルがダラダラしていますが、この後、ちゃんと綺麗に固定しておきました！！

1階ユニットバス上にブースターの電源装置を取り付け、これでアンテナ工事は完了。

全てのテレビ端子で確認し、問題ありませんでしたのでＯＫです。

お客様には、テレビ設置後に必ずチャンネル再設定を行うようご説明して終了です。

 

そう言えば、半年ほど前に沼津市内にて新築物件に地デジアンテナを屋根裏に設置した事があるのですが、そのハウスメーカー様から、他の家も地デジアンテナを屋根裏に設置して下さいとのご依頼がありました。

実はその半年前に施工したお宅は、私はサイドベースにてボックス型デザインアンテナ取付でご提案したのですが、納得して頂けず、電波状況がイマイチなのに無理やり地デジアンテナを屋根裏に設置したお宅です。

当然、電波状況は良くない事はさんざん説明し、苦肉の策ですよと言っておいたのですが、どうやらハウスメーカー様の方でえらく気に入って頂けたようで、現在建築中の物件も地デジアンテナを屋根裏に取り付けてほしいとの事でした。

とても嬉しい事なのですが、どこでも、どんな家でも地デジアンテナを屋根裏に設置できる訳ではありません。

前述のお宅は、苦肉の策ですよとハウスメーカー様にも説明したのですが、どうも私の説明が悪いようで、どんな家でも地デジアンテナ屋根裏設置可能と思いこんじゃっていました。

仕方なく、受信調査のみ行うことになりましたが、案の定、屋根裏どころか立地の悪さから屋根上でも受信できず、とてもアンテナで地デジ受信は不可能でしたので、その旨を説明した所、急にご機嫌斜めに・・・・・

 

地デジアンテナ屋根裏設置は私の特技でも何でもなく、電波状況が良かったり屋根材や壁材が電波を通す素材だったりと、好条件が揃わないと当然、設置不可能な場合も多々ございます。

 

その辺、ご理解・ご了承をお願いいたします。